いかしゅうまい発祥の店『呼子萬坊』

選考を終えて

佐賀番傘川柳会会長　菖蒲正明　氏

家庭における父親の存在が問われる時に、改めて父親を見直すよい機会ではないかということで「父さん川柳コンテスト」が始まって、第１０回の節目を迎えました。 年を重ねて作品の質も向上して、16句を選ぶのに嬉しい悲鳴をあげています。川柳を通して、父親の果たすべき役割やあるべき姿を改めて考えさせられました。 作品を通して、父を囲んだ楽しい家庭の句を作って頂けたら有難いことです。国民の祝日には、自然や海の恩恵への感謝、母への感謝のことばが書いてあります。 せめて父の日には、父への感謝を忘れないで欲しいと思います。全国からのご支援の投句、本当に有難うございました。

呼子萬坊代表取締役社長　太田善久

６月の「父の日」にちなみ始めた「お父さん川柳コンテスト」も、今回第１０回を数え、１０年続けたことになります。 そして今回も数多くの作品が寄せられ、とてもありがたく思います。毎年、多数の作品に目を通させて頂いておりますが、ここ数年「優しい作品が増えたなあ」と 強く感じます。今の時代、父親ばかりを‘家の大黒柱’‘家族の中心’ととらえることは決して正しい事とは言えないのかもしれません。しかし多くの作品には、 父親を敬い、讃え、慈しむ心や優しいまなざしが満ち溢れております。今後とも萬坊「お父さん川柳コンテスト」が家族、親子、絆について思いを馳せる有意義なものであり 続けるために私共も励んでまいりたいと思います。